結婚指輪の格付け!一流を見極められるかどうか?
毎年正月あたりになると、TVでは「良い物を見極める」旨の内容の番組が放送されます。挑戦するのは芸能人。もし悪い物を選ぶと格付けが落ちてしまい、最終的にはテレビ画面から姿を消す羽目に。TVに映り続けたいのなら、良い物を選ぶしかありません。
ただTVから出題されるのは、物凄く難しいものばかり。間違った選択を取る芸能人がいるのも、仕方ないものです。でも結婚指輪に関しては、意外と簡単に見破れます。一流の格付けをキープするためにも、良い結婚指輪を見極めていきましょう。
刻印をチェック!
ブランドで選ぶのも一つですが、まず見ておくべき部分は、指輪の刻印になります。結婚指輪には見えないところに、使用された素材を示す刻印がつけられています。プラチナの結婚指輪であれば、指輪のどこかに「Pt950」または「Pt900」と刻印が入っている筈です。「Pt」はプラチナのこと。「Pt」の横についている数字は、プラチナの含有量を示しています。「Pt950」ならば95%のプラチナ、「Pt900」なら90%のプラチナが含まれているのです。
ただし極稀に、日の丸マークや数字にひし形が入っている刻印がされているものも。滅多にお目にかかれない刻印ですが、日の丸や数字にひし形の刻印も「本物」である証です。
数字は真実とは限らない
なお指輪の中には「Pt100」の刻印が刻まれているものもあります。一見すると「プラチナ100%」と思われるでしょうが、大きな間違いです。
「Pt」の表記は、千分率で示されています。もし本当にプラチナ100%の結婚指輪であるのなら、刻印されるべきは「Pt1000」のはずです。「Pt100」ということは、含まれているプラチナの量は10%しかありません。
メッキは選ばない!
結婚指輪の中には、メッキが施されているものもあります。一昔前の指輪だと妙にギラギラした印象があるので、見極めは簡単でした。しかし今はメッキ技術も向上し、見分けるのは厳しくなっています。
メッキかどうかを見極めるにも、刻印は大きな手掛かりです。「PTP」「PP」「PTF」といった文字があれば、メッキ加工されたもので間違いありません。メッキは劣化が早く、結婚指輪として使えないものです。結婚指輪を選ぶのなら、格付け最高位の物を選ぶようにして下さい。